こんにちは!日々パチンコの研究をしているヒデと申します。
記念すべき第一回目の投稿として、パチンコ好きなら誰もが知っている
「P大工の源さん 超韋駄天」
について、記事を書こうと思います。
具体的に、平均継続回数や平均の出玉、ボーダーについて書いていこうと思います。
基本情報
基本スペックは以下です。
機種・メーカー | P大工の源さん 超韋駄天・SANYO |
---|---|
導入日 | 2020/04/20 |
機種タイプ | 1種2種混合機 |
初当たり確率 | 1/318.13 |
Rush突入率 | 60.20% |
Rush時大当たり確率 | 1/2.06(1/319.6 + 1/2.07) |
ラウンド数 | ヘソ: 6R, 電チュー: 3R or 9R |
賞球数 | ヘソ: 3個, 電チュー: 1個、アタッカー:11個 |
時短回数 | 0 or 3回(残保:1回) |
継続率 | 0.929894098 |
その他 | 遊タイムなし |
2020年4月から導入されて以来、その速さと高い継続率で人気を博しました。
今でも夜になると、一発当てるために打っている人をちらほら見かけます。
平均継続回数と平均出玉
ここで、大事な大当たり時の平均継続回数(連チャン)と平均の出玉についてです。
右打ち中の内部的なシステムを”R”というプログラミング言語を用いて再現しました。
初あたりからRush終了までを1回とし、
約100万回のシミュレーションで連チャンと出玉について話していきます。
平均継続回数(連チャン)
まずは大当たりの連チャンについて見てみましょう。
度数分布表と呼ばれる「10回継続大当たりが~%」というのを記載した表
最大出玉や平均出玉をまとめた表
の2つを下にまとめました。
大当たりの継続回数 | 度数(何%) |
---|---|
1回 | 44.0%(440249回) |
2~5回 | 14.1%(141048回) |
6~10回 | 12.8%(127678回) |
11~50回 | 27.5%(275396回) |
51~100回 | 1.5%(15203回) |
101~回 | 0.04%(424回) |
指標 | |
---|---|
大当たりの平均継続 | 8.96連 |
rush突入時の平均継続 | 14.25連 |
中央値 | 3連 |
最大継続回数 | 213連 |
大当たり回数が1回で止まってしまうのが44万回ありますが、約40万回はrush未突入の結果のものです。
にしても、約44%が1回の大当たりで終わってしまう結果になってしまいました。
ちなみに100回以上の連チャンをした大当たりは100万回のうちわずか444回と
全体のわずか0.0004%という結果になりました。
大体2500回に1回の頻度で100連が来るという結果になりました。
100連する人羨ましいなぁ…
平均出玉
次に出玉を見てみましょう。
最初に、出玉の振り分けをグラフにしました。
やはり、初当たりrushに入れないと660玉で終わってしまうのでここの層がかなり多い結果になりました。
次に平均継続回数と同じように、最大出玉といった主要な指標を見てみましょう。
※12/30 平均出玉のみおかしい箇所があるのでもう一度シミュレートし直して算出してあります
指標 | |
---|---|
平均出玉 | 3939玉 |
最大出玉 | 102300玉 |
中央値 | 1650玉 |
平均獲得玉は3939玉となりました。
しかし中央値は1650玉と平均とかなりかけ離れています。
要因として
- rush突入が60%
- 外れ値(最大出玉)による平均出玉の底上げ
などが考えられます。
中央値と平均値の差は私も驚きました。
最近のパチンコは粗いと言われますが、こういったところでそういう面が
如実に現れていますね。
トータル確率・ボーダー
次にトータル確率とボーダーについてです。
初投稿なので上記の2つについて少し話そうと思います。
ボーダーは、よくYoutubeや他の記事とかでご覧になった方もいると思いますが、
簡単にいうと「期待値をプラマイ0に持っていくための1000円あたりの回転数」です。
わからなかったら、Youtubeで調べるとすぐに出ます。
次のトータル確率が一番難しいのですが、
「確変等による継続大当たりを無視した、本当に1回の大当たりにかかる通常時の回転数」のことです。
例えば、初当たり1/319の機種で1回の初当たりで平均5回大当たりが来る機種であったら
トータル確率は「319÷5 = 63.8」で、1/63.8がトータル確率になります。
平均継続大当たりを1つ1つ切り離して、大当たりを考えたのが
トータル確率です。(少し難しいですよね…)
トータル確率
トータル確率は、今回の場合
「318(初あたりの分母) ÷8.96 = 35.4」
となるので、約35分の1がトータル確率になり、1回の大当たりにかかる回転数です。
これを用いてボーダーを算出します。
ボーダー
最後にボーダーです。
ボーダーは表にまとめて、時給換算でボーダー、-1000円、+1000円、+3000円で算出しました。
換金率|時給(※1) | ボーダー(プラマイ0) | -1000 | 1000 | 3000 |
---|---|---|---|---|
4円(等価) | 20.07 | 18.24 | 22.31 | 28.72 |
3.57円(28球) | 22.49 | 20.21 | 25.34 | 33.94 |
3.70円(27球) | 21.70 | 19.57 | 24.34 | 32.17 |
3.85円(26球) | 20.85 | 18.88 | 23.28 | 30.35 |
※1:通常時200回転を回した時で時給を計算
意外にも20回転以上ないと期待値はプラスにならないことがわかります。
特に、東京などでやると換金率が3.57円になるので、ボーダーが1000円で22.49回となりかなり辛い結果になりました。
公式サイト & PV
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まとめ
今回は第一回目にして、人気機種の「P大工の源さん 超韋駄天」についてまとめました。
こういうボーダー等の数値を参考にして、自分のパチンコの立ち回りに利用してください。
トータル確率やボーダーといった難しい要素はありますが
パチンコで勝つためには必要なので、
こういう数値に慣れていきましょう。