前回の「大当たり確率が319から350に変わったら」シリーズその3です!
P機の「新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~」(ミドルタイプ)が350になった場合にどのようなスペックになるのかを
ボーダー(平均出玉)を見ながら考えていきたいと思います!
おさらい
初回の方でどういうことをやりたいのかは書いてあります!
簡単にいうと
スマートパチンコの導入によって、大当たり確率が1/350に変わったら現行の P機のスペックを改善してどのような機種が作れるのかをみていこう! というものです。
今回は2022年にめちゃくちゃ流行った「新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~」で解析を行なっていきます。
スペックの振り返り、改善箇所
新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~のスペック
まずは現在世に出回っている「新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~」の平均出玉、連チャン、ボーダーをまとめます。前回の解析記事は1/319抽選の残保留込みでのボーダーを出しましたが、今回は残保込みなしで解析をし直しました。
平均出玉 | 4713玉 |
平均連チャン | 4.05連 |
ボーダー(回転/1k) | 16.92 |
平均出玉が4713玉、ボーダーが16.92となっています。
今回も同様に「新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~」のボーダーを16.92として、ボーダーを変えずに初当たり確率が1/350になった場合の「新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~」のスペックを考えていきたいと思います。
スペックは以下を参照にしてください。
スペックの改善箇所
今回「新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~」のスペックを改善する箇所は下記の2点です
- 初当たりの出玉をオール10R1400玉にする
- ST回転数を増やす(継続率の変更)
STの回数は以下のように継続率が合うように回転数を定めました
継続率 | ST回数(※3) |
---|---|
約82% | 170回 |
約83% | 175回 |
約84% | 181回 |
約85% | 188回 |
※3:回転数は小数点第一の位を四捨五入
また初当たりでRUSH取れなかった場合の時短回数は100回で、1/350の抽選をするようにシミュレーションをしました。
シミュレーション結果
初当たりオール10R1400個にした場合
初当たり出玉をオール10R1400個にした場合の結果は以下になりました
出玉 | 平均出玉 | ボーダー(回転/1k) |
---|---|---|
初当たり1400個 | 約5624玉 | 15.55 |
結果は、出玉5624玉のボーダーが15.55となりました。
初当たり1400個だとめちゃくちゃ甘くなる結果になりました。
まあ、初当たり取れればみんなが平等にもらえるので当たり前って言えば当たり前の結果なのですが、8Rから9Rの獲得玉1120個から1260個とかだとちょうど良い結果になるのかなと思います。
ST回転数を増やした場合(継続率を上げる)
ST回数を増やして継続率を上げた場合の結果は以下になりました。
ST回数(継続率) | 平均出玉 | ボーダー(回転/1k) |
---|---|---|
170回(約82%) | 約5060玉 | 17.28 |
175回(約83%) | 約5269玉 | 16.60 |
181回(約84%) | 約5644玉 | 15.50 |
188回(約85%) | 約6072玉 | 14.40 |
一番現行機種に近いのはST回数170回と175回のスペックとなりました。
現在の「新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~」のボーダーが16.92とちょうどST170回と175回のボーダーの間くらいなので、間でST回転数を定めれば(継続率82.5%くらい?)同じボーダーになるような機種がスマートパチンコでもできるのではないのかなと思われます。
結論
上記の結果をまとめると
- 初当たり出玉をオール1120個~1260個(8R~9R)に上げる
- ST回数を増やして継続率を上げた場合、ST回数170~175回(継続率82%~83%)
上記のスペックがスマートパチンコ になって考えられる機種だという結果になりました。
現在の機種の中でも絶大の人気を誇る「新世紀エヴァンゲリオン~未来(あす)への咆哮~」
スマートパチンコでも再登場する可能性はあるので、ボーダーを変更せずにスペックを改善するなら上記のようになることが考えられると思います