こんにちわ、ヒデです!
前回の「大当たり確率が319から350に変わったら」のスペック解析のその2で
実際にあるP機の「Pとある魔術の禁書目録JUA」(ミドルタイプ)が350になった場合にどのようなスペックになるのかを
ボーダー(平均出玉)を見ながら考えていきたいと思います!
おさらい
簡単にいうと、スマートパチンコ によって1/350の機種が搭載されたとき、
現在のP機でボーダーを変えずにスペックのみを改善させたらどのような機種が生まれるのかを考えていきます!
前回までの記事は以下です。
スペック整理、修正箇所
Pとある魔術の禁書目録のスペック
まずは現在世に出回っている「Pとある魔術の禁書目録」の平均出玉、連チャン、ボーダーを遊タイムを考慮に入れない場合と入れた場合(残800回転を想定)でまとめました。スペックなどは別記事で書いているのでそちらを参照にしてください。
遊タイムなし | 遊タイムあり(残800) | |
---|---|---|
平均出玉 | 約4387玉 | 約4524玉 |
平均連チャン | 4.70回 | – |
ボーダー(回転/1k) | 18.21 | 16.21 |
※1:遊タイム時と初あたり時の平均出玉を残950回の各々の突入確率で平均化して算出
※2:ボーダー算出は遊タイム有無で変わっています
遊タイムを考慮した場合、等価の出玉に削りなしでボーダーは16.21となりました
今回も同様に「Pとある魔術の禁書目録」のボーダーを16.21として、ボーダーを変えずに初当たり確率が1/350になった場合の「Pとある魔術の禁書目録」のスペックを考えていきたいと思います。(1/350の場合、遊タイムの導入がないものとして考えます)
スペックの変更箇所
今回「Pとある魔術の禁書目録」のスペックをいじる箇所は下記の2点です
- ST中の出玉を全て10R1400個(表記1500個)
- STの回数を増やして、継続率を変える
STの回数は以下のように継続率が合うように回転数を定めました
継続率 | ST回数(※3) |
---|---|
約80% | 160回 |
約81% | 165回 |
約82% | 170回 |
約83% | 176回 |
約84% | 182回 |
※3:回転数は小数点第一の位を四捨五入
シミュレーション結果
右打ちオール10R1400個にした場合
まずは、右打ちの出玉をオール10R1400個にした場合の結果は以下になりました
出玉 | 平均出玉 | ボーダー(回転/1k) |
---|---|---|
オール10R1400個 | 約5557玉 | 15.74 |
結果としては、平均出玉が5557玉でボーダーが15.74という結果になりました
やはり100%STに突入する分、STの出玉の振り分けを変えると、突入率がある台よりはみんなSTでもらえる出玉が増えるので平均出玉も大きく増える結果になっています。
ボーダーも18.21から15.74と飛躍的に上がってしまう結果になりました。
10Rの比率を90%くらいにすれば、「Pとある魔術の禁書目録」の遊タイムがあるボーダーと同じくらいの結果になるのかなと思います。
ST回数を変えて、継続率をあげる
今度はST回数を増やして継続率を上げた場合の結果は以下になりました。
ST回数(継続率) | 平均出玉 | ボーダー(回転/1k) |
---|---|---|
160回(約80%) | 約4737玉 | 18.47 |
165回(約81%) | 約4980玉 | 17.57 |
170回(約82%) | 約5266玉 | 16.61 |
176回(約83%) | 約5654玉 | 15.48 |
182回(約84%) | 約6051玉 | 14.46 |
ST回数が170回、ボーダー16.61と176回、ボーダー15.48が現行機種の「Pとある魔術の禁書目録」のボーダーと近い結果になりました。
スペックに変化はなくST回転数だけST170~176回、大当たり確率1/350の「Pとある魔術の禁書目録」は結果としてあり得るのではないでしょうか?
結論
上記の結果をまとめると
- 右打ちの出玉の10R1400個の比率を90%に上げる
- ST回数を増やして継続率を上げた場合、ST回数170~176回(継続率82%~83%)
上記のスペックがスマートパチンコ になって考えられる機種だという結果になりました。
「Pとある魔術の禁書目録」のような100%STに突入する機種だとスペックをあげると出玉とボーダーが一気に上がるので、その辺は注意が必要かなと思います。
スマートパチンコが導入されたら、新台のとある是非打ってみたいです!